【松戸市・柏市】家賃が上がった!でも住宅も高い…どうすればいい?|賃貸と購入を比べる3つのポイント
最近、賃貸住宅にお住まいの方から、
「更新のタイミングで家賃が5,000円上がった」
「家賃が一度に1万円も上がった」
というお話を伺うことが増えてきました。
毎月の家賃が5,000円上がれば年間6万円、1万円上がれば年間12万円の負担増になります。
一度だけの出費ではなく、毎月払い続ける住居費だからこそ、
「このまま家賃を払い続けるのは、もったいないのでは?」
「住宅を購入した方がよいのでは?」
と考える方もいらっしゃると思います。
首都圏では賃料(分譲賃貸マンション)が高い水準に
東京カンテイの調査によると、首都圏の賃料(分譲賃貸マンションの賃料)は、2026年7月に1㎡当たり4,209円となり、直近1年間の最高値を更新しました。
すべての地域や賃貸住宅が一律に値上がりしているわけではありませんが、首都圏では賃貸物件の賃料が、全体的に高い水準で推移しています。
※この調査は、分譲マンションを賃貸した場合の募集賃料を対象としています。
▶ 東京カンテイ「2026年7月 分譲マンション賃料月別推移」
家賃が今後も上がる可能性を考えると、住宅購入が頭に浮かぶのは自然なことだと思います。
ところが、住宅価格も高くなっており、住宅ローン金利の動きも気になります。
そのため、
「家賃は高いし、払い続けるのはもったいない」
「でも、住宅も高くて購入に踏み切れない」
「迷っているうちに賃貸の更新時期が来て、また家賃が上がるかもしれない」
という板挟みになり、どうすればよいのか分からなくなっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、賃貸を続けるか住宅購入を考えるか迷ったときに、整理しておきたい3つのポイントをお伝えします。
結論|家賃の値上げは、これからの住まい方を整理するきっかけです
家賃が上がったからといって、すぐに住宅を購入すべきとも、購入しない方がよいとも一概にはいえません。
家賃の値上げをきっかけに、賃貸を続ける場合と住宅を購入する場合を、一度落ち着いて比べてみることが大切です。
まずは、次の3つを順番に整理してみましょう。
- 現在の生活費と値上げ後の家賃負担
- 住宅購入後も安心して払える毎月の住居費
- 予算に合う物件と住宅ローンの組み合わせ
この3つを整理すると、自分たちの家計やこれからの暮らしに合った選択肢が見えやすくなります。
ポイント1|現在の生活費と値上げ後の家賃負担を整理する
最初に、現在の家計を確認してみましょう。
家賃だけでなく、生活費、教育費、車の費用、保険料、毎月の貯蓄額などを整理します。
そのうえで、家賃が上がったあとも無理なく生活できるか、貯蓄に回せる金額が大きく減らないかを確認します。
ここで大切なのは、家賃の値上げ額だけを見て、すぐに住宅購入と比べないことです。
まず現在の家計を知ることが、これからの住まい方を考える出発点になります。
ポイント2|住宅購入後も安心して払える毎月の住居費を考える
次に、住宅を購入するとしたら、毎月どのくらいまでなら安心して支払えそうかを考えます。
住宅購入では、
「銀行からいくら借りられるか」
ではなく、
「購入後も安心して生活できる金額はいくらか」
という視点が大切です。
同じ収入のご家庭でも、お子さまの人数や年齢、貯蓄額、車の保有状況、今後の働き方などによって、無理なく支払える金額は異なります。
また、現在の家賃と住宅ローンの返済額だけを、そのまま比べることはできません。
住宅を購入する場合は、住宅ローンのほかに、固定資産税や保険料、将来の修繕費も含めて考えます。マンションの場合は、管理費や修繕積立金、駐車場代なども確認しましょう。
これらを含めた住居費を考え、生活費や将来の支出に備える預貯金を残せる金額にすることが大切です。
支出だけでなく、利用できる制度も確認しましょう
住宅購入の資金計画では、出ていくお金ばかりを考えていると、不安になったり、考えることに疲れてしまったりすることもあると思います。
住宅を購入する場合には、一定の要件を満たすことで、所得税などの負担が軽減される「住宅ローン控除」を利用できることがあります。
また、省エネ性能などの条件を満たす住宅では、「みらいエコ住宅2026事業」などの補助制度を利用できる場合もあります。
対象となる住宅や利用条件は制度ごとに異なり、すべての方が利用できるわけではありませんが、支出だけでなく、このような支援制度も含めてシミュレーションすることが大切です。
ただし、控除や補助金を前提に購入予算を無理に広げるのではなく、利用できた場合に実際の負担がどのくらい軽くなるかを確認しましょう。
ポイント3|物件と住宅ローンの条件をパズルのように組み合わせる
安心して支払える住居費が見えてきたら、その金額に収まる住まいには、どのような選択肢があるかを考えます。
住宅購入のシミュレーションでは、次のような条件をパズルのように組み合わせていきます。
- 購入するエリア
- 新築か中古か
- マンションか一戸建てか
- 希望する広さや駅からの距離
- 頭金と手元に残す預貯金
- 住宅ローンの金利や返済期間
すべての希望を変えられない条件として考えるのではなく、何を優先し、どの条件なら少し調整できるのかを整理します。
例えば、希望する地域を少し広げたり、新築だけでなく中古住宅も含めたりすることで、選択肢が増える場合があります。
返済期間を長くしたり、ボーナス返済を取り入れたりすると、毎月の返済額を抑えられることがあります。ただし、総返済額や完済時の年齢、将来の収入の変化も確認し、毎月の返済額を低くするためだけに無理な調整をしないことが大切です。
パズルの目的は、無理に住宅を買えるようにすることではありません。
「安心して支払える金額の範囲内で、どのような住まいなら選べるのか」
を具体的にイメージすることです。
賃貸を続けることも、住宅を購入することも、どちらも選択肢です
現在の賃貸住宅がご家族の暮らしに合っていて、値上げ後の家賃も無理なく支払えるのであれば、そのまま住み続けることも選択肢です。
家賃の負担が大きい場合には、もう少し家賃の低い賃貸住宅へ住み替える方法もあります。
一方で、希望する住まいが無理のない予算に収まり、購入後の生活にも安心を持てそうであれば、住宅購入を具体的に検討することもできます。
- 現在の賃貸住宅に住み続ける
- 別の賃貸住宅へ住み替える
- 住宅購入を具体的に検討する
- 今は決めずに、貯蓄や準備を進める
どれか一つが、すべてのご家庭に共通する正解というわけではありません。
大切なのは、賃貸と購入のどちらが得かだけで決めるのではなく、ご家族の家計やこれからの暮らしに合う方法を選ぶことです。
家賃の値上げを、慌てて結論を出す理由ではなく、これからの住まい方を整理するきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
一人で整理するのが難しいと感じた方へ
賃貸と住宅購入を比べるには、不動産相場、住宅ローン、建物、購入後にかかる費用などを一緒に考える必要があります。
アルカンシェルホームでは、宅地建物取引士・二級建築士の岩崎卓也が、不動産・建築・住宅ローンのそれぞれの視点から、現在のお悩みを一緒に整理します。
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松戸市を中心とした千葉県東葛エリアで、住宅購入のご相談や物件選びをお手伝いしています。
宅地建物取引士・二級建築士の岩崎卓也が、不動産売買業界25年、相談・接客1,500件以上の経験をもとに、住宅ローン、予算、物件、間取り、建物について分かりやすくお伝えします。
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